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防災
2020.12.18

家の安全・安心

元気なくても どんなあなたも
帰れる家を作りたいんです
心帰れる居場所を作れたら

それが私の幸せなのです

福山雅治//いってらっしゃい

いつもある場所・そしてみんなが帰る家
そこはいつでも安心できる場所でありたいものです。

ピースアップ山下です。

突然ですが、大地震が起きたとき、家の中は安全ですか?

家の中も対策をしていないと、安全とは言えません。
頭の上からものは、落ちてこないか
横から倒れてくるものはないか、
今一度考えて見ませんか。

考えてみよう 家での安全


阪神淡路大震災における震度7の地域では、住宅の全半壊をまぬがれたにもかかわらず、
全体の約6割の部屋で家具が転倒し、部屋全体に散乱したというデータ(※1)があります。
しかも、ただ倒れるだけでなく、
食器棚などは扉が開いて中の食器類が散乱し、
また、冷蔵庫やピアノは移動してしまいテレビや電子レンジが飛ぶといった、
日常では考えられない現象も確認されています。
つまり建物が無事でも、家具が転倒するとその下敷きになってケガをしたり、
室内が散乱状態のために延焼火災から避難が遅れてしまうなど、居住者被害も大きくなるのです。

私自身も被災した際、タンス・食器棚も倒れ、それにより家族も被害に遭いました。

そして、外に出るにも、台所では食器棚から落ちた食器で
床がガラスの破片だらけになり、歩くもの大変困難な状態でした。

災害時、安心して避難所へ向かったり
家の中で行動できるようにするにはどんな方法があるでしょう。

災害時、安心して暮らせるために…



人が集まるところには、
倒れてくると危険性がある背の高い物
家具を置かないことが理想です。

また普段から家の中ではスリッパなどを使用しておくことで
非常時、散乱物でケガをすることを予防できます。

寝室は家具を置いても
出来るだけ低いものを置いてください。
就寝中は大地震が来ても、
とっさには行動出来ないためです。

※私の場合は被災時家族が家具で負傷した事もあり、
寝室には家具を一切置いていません。


↑こんな感じで、ほんとに何も置いていません(^^;)

ただ今から地震に備える。と言っても、
今ある家具を対策に向けて買い換えたりするのは
すぐ出来ることではありません。

そんなときに活躍するのが、家具転倒防止グッズです

家具の転倒を防止しましょう


家具転倒防止にはいろんな種類のものがあります。

●L字型耐震金具
L字型耐震金具は、その名の通りL字型の金具で家具の天井面と壁をネジによって固定します。
壁の横板(鴨居)や壁の中にある芯材(桟/さん)に固定するのが最も効果的な方法です。

●ポール式耐震器具(突っ張り棒式)
突っ張り棒の長さを調節して家具の上面と天井の間に突っ張らせて固定します。
最大の長所は取り付けが簡単で、家具はもちろん壁や天井にキズを付けないで取り付けることができる点です。

●粘着マット式耐震器具(耐震マット)
粘着性の強いゲル上のマットを家具の底面と床面(設置面)の間に挟み込んで粘着力で接着します。大型の家具ではなく、
パソコンやテレビ、花瓶などを卓上に固定する為に使われることが多いです。

凶器になるガラス


家具だけでなく、大きな地震の際、家庭内には他にも危険なものがあります。
食器棚のガラスや窓ガラスです。
地震により、ガラスが割れてしまった途端
ケガのもととなり、大変危険を伴います。

ガラス飛散防止フィルムを食器棚やキャビネットに貼っておくことで
ケガの予防、対策にも繋がります。

地震があり、揺れが収まった後
私達が行動できなければ、避難も移動もできません。
家の中での安全・安心も考えておきましょう(*^^*)

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