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防災
2023.11.29

いざ外出中に大規模地震に遭ってしまった時、必要なこと「支援」 と「対策」をお伝えしたいと思います。

皆様こんにちは、ピースアップのアウトドアが趣味のまつ子です。
早いもので2023年も、残すところ1カ月となりました。
今年は例年より地震が多いと感じている方も多いのではないでしょうか。

実際に、2023年5月の地震震度5弱以上が6回2016年4月以来の多さになったようです。
ウェザーニュース

もし仕事中や外出先で大地震に遭ってしまった時、十分な対策ができていますか?
心配することも多いのではないでしょうか?

「家にいる子供が心配・・」
「足の不自由なおばあちゃんが無事か知りたい・・」
「早く帰ってあげたい・・」
「家にたどり着けるか不安・・」

など家庭環境によりますが一刻も早く自宅に戻りたいと多くの方は思うのではないでしょうか。
実際に、東日本大震災では、交通機関の運行停止により約515万人の帰宅困難者が発生しました。
しかし大規模災害時には、むやみに移動を開始しないことが重要です。

今回は、いざ外出中に大地震に遭ってしまった時に必要なことを2点お伝えしたいと思います。
・知っておきたい「支援」
・事前にできる「対策」

「支援」


「災害時帰宅支援ステーション」という言葉は皆さんご存じでしょうか?
水道、トイレ、道路等の情報を提供してくれるお店の目印がこのステッカー。
災害時に歩いて帰宅する人々に必要なサービスを提供して戴けます。
店舗では、店舗入口付近に上図の黄色いステッカーが掲出されていますよ。

大規模地震等の発生時には、鉄道やバスなどの帰宅の足を奪われた多くの人たちが行き場を失うことが予想されるため、これら帰宅困難者に水道水やトイレ、道路情報を提供することを事前に約束することで、災害時の混乱を軽減することを目指しています。

地震などの大規模災害によって多くの帰宅困難者(自宅から遠く離れた勤務先、学校、旅先等で、公共の交通機関が動かないために帰宅することが困難となった人)が発生した場合に、地域に点在するコンビニエンスストアや外食チェーン店が「水道水」「トイレ」「道路情報」の提供等の支援を行うことを自治体との間で取り決められています。
(災害発生時に歩いて帰宅する人々に必要なサービスを提供します。店舗によっては一部サービスを提供できない場合があります。)

もしも、歩いて自宅まで帰宅することになった時は、このステッカーを思い出してください。

また地域自治体によって支援がことなる場合がるので、お住まいの地域ではどのような取り組みが行われているか調べておくと「いざ」という時の備えになりますね。

関西にお住まいの方はコチラ▶関西連合
東京都にお住まいの方はコチラ▶東京都防災マッ

「対策」

NTTが提供する災害用伝言ダイヤル「 171 」
被災者が安否メッセージを登録し、それ以外の人がそれを聞く「声の伝言板」です。

子育て中の方なら、まず最初に「子供」が今どこにいるかが頭によぎると思います。
学校など大人が集まる場所なら安心ですが、もしも一人で自宅で留守番をしている時に大地震に遭ってしまったら
必ず対策しておいてほしいのが「災害用伝言ダイヤル」です。
かけ方はとても簡単なので、ぜひお子さんや高齢の方と一緒に試されることをお勧めします。
NTT西日本
NTT東日本

「録音編」
災害用伝言ダイヤル

「再生編」
災害用伝言ダイヤル
災害時に開設されますので普段はお使いいただけませんが、毎月1日、15日に体験日を設けていますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

またLINEでも便利機能がありますので、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
LINEの災害時に使える便利機能「自分の居場所をわずか3タップで知らせる」「メッセージを送らず安否報告する方法」など

会えなくても「無事でいてくれる声」を聞いたり、居場所が分かるだけで安心できるのではないでしょうか。

いつ起こるかわからない地震、何より大切なのは「情報」を共有することだと感じています。
この機会にぜひ、家族で「防災」について話し合う機会を設けてみてはいかがでしょうか。

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