インフォ
  • 新規会員登録
お知らせ
2020.06.03

日本の古き良きものからコロナ終息を願う想いに惹きつけられて~笑顔と元気もらいました❕

アマビエ

こんにちは 店長のマトバです

1日の晩20時より新型コロナウイルス終息を願う花火が全国一斉に打ち上げられました。
大阪でもあがりましたが残念ながら肉眼で見ることはかなわず、映像でうつし出された
全国各地の映像で花火観賞しました。各地どこも素晴らしく、終息祈願や医療従事者の
方々への感謝のメッセージが書かれた50発の花火でした。
今年は夏の風物詩の花火大会が各地で中止になっている中での今回の催しにどれほどの
人が心を揺さぶられたでしょうか、、、『笑顔』と『元気』もらえました❕

今回のサプライズイベントを企画された全国の花火師の方々の心意気を見た気がします。
このプロジェクトは江戸時代に8代将軍の徳川吉宗が疫病退散を願って隅田川で花火を
上げる祭事を開いた故事にちなんで花火製造業者でつくる日本煙火協会の青年部の有志
の方で企画されたものです。

そして今ネットで騒がれて有名になっている「妖怪」を皆さんご存知ですか?
新型コロナウイルスの感染に関連し、疫病除けに効くとされる妖怪「アマビエ」が注目されて
います。
私も全く知らなかったのですが、アマビエのルーツは別の妖怪「アマビコ」からきていると言われ
があるのだとか。
アマビエ
☆上の画像は、わが社のスタッフさんの息子クンが学校でコロナ終息を願い皆で描いたものです。素晴らしい!
アマビエは長い髪にくちばし・ウロコを持ち、3本足をした半人半魚の妖怪です。江戸時代に
肥後(熊本県)の海に現れて『病気が流行したら自分の姿をかいて人々に見せよ』と告げて
海中に消えたとされています。新型コロナウイルス沈静化を願って注目を浴びて、アマビエを
独自に加工したイラストをSNSに投稿するなどで話題が沸騰して、厚生労働省の感染予防
啓発サイトのアイコンとしても活用されています。

諸説あるようですが、アマビエのルーツは、『アマビコ』という別の妖怪にあるとみられ、最古の
もので、天保14年(1843年)の瓦版の写しと言われています。海から出現して疫病を予言、
その姿を書き写すと無病長寿の効能があると記され、明治初期にコレラが流行した際には
アマビコの護符が販売されるなどで、アマビコと疫病の繋がりを伝える記録も多いんだそうです。

病気から逃れたい意味では『アマビエ』よりも『アマビコ』の連想が強い印象ですが、アマビエに
人気があるのは女の子を思わせるような可愛らしさに人気アニメに登場するなどで知名度の
高さも相まって、今の苦しい暮らしの中で私たちのチョットした楽しみと安らぎに繋がって
いるのかなと思います。『花火』も『妖怪』も日本独自の文化の中で古き良きものです。

記事一覧に戻る