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実店舗
2021.07.19

津波について知りましょう

みなさんこんにちは、ピースアップ店舗担当の藤澤です。

夏は台風の多い季節です。今回は津波についてお話ししたいと思います。
皆さんは津波のことをどれほどご存じでしょうか?

【津波とは何か】
普段、天気予報を見ていても毎日、波(波浪)の高さが予想されています。天候がさほど悪くなくても、2~3mの高さは珍しくなく、その波の高さで海岸付近に住む人々が避難することはありません。しかし、地震の発生により津波の高さが3mと予想された海岸の地域においては避難指示・勧告が発令されました。同じ「波」でありながら、波浪と津波では何が違うのでしょうか。

まず、波浪と津波では発生の仕組みが大きく異なります。波浪は、風の力によって発生する波。一方、津波は大規模な地震によって震源に近い海底に上下方向のずれ(断層)が現れ、それによって生じる海水面の盛り上がりや落ち込みによっておこる波なんです。お風呂に浸かっているときに思い出したらやってみてください。水面に息を吹きかけて起こる「波」が波浪、浴槽の底から手のひらを水面に向けて押し上げて起こる「波」が津波です。

発生の仕組みが異なることで、波浪と津波にはその力にも大きな違いが生じます。波浪では海面付近の海水だけが動くのに対し、津波は海底から海面までの全ての海水が動くのです。しかも、波長(波の山から次の山までの長さ)も波浪は数m~数百mだが、津波は数km~数百kmにも及びます。つまり、同じ高さであっても、1回で沿岸に押し寄せる海水の量が、津波は波浪よりも桁違いに多く、それだけ力も大きいのです。

波浪は一つ一つの大きさも力も小さいので、沿岸で砕けてしまうのに対し、津波は、大量の海水が巨大な塊となって押し寄せるので、沿岸でもその力が衰えず、周囲の物を破壊しながら陸上の奥深くへと一気に進む。さらに、津波は引く時にも強い力を保っているので、破壊した物を一気に海中へ引きずり込む。津波の地面からの高さが1mを超えると木造家屋に被害が出始め、地面からの高さ50cmの津波でも、車が流されるほどの力を持ち、30cmでは人が動けなくなるほどです。

また、波長の長い津波ほど、そのエネルギーは衰えにくく、遠くまで伝わりやすいという性質があります。そのため、巨大地震に伴う波長の長い津波によって、震源から遠く離れた場所が津波に襲われることがある。このような津波は、遠地津波と呼ばれています。

津波から自らの身を守る基本は、他の災害と同様に、やはり自助努力です。それでは、津波から自らの命を守るためには一人一人、どのように行動するべきなのでしょうか。

東南海・南海地震が同時発生した場合、4mから9mの津波の来襲が予想されている和歌山県串本町では、「津波の心得5か条」を掲げています。
第一に、「地震が起きたら、まず避難」。第二は、「津波は繰り返し来襲します」。第三は、「情報を待っていては、逃げ遅れます」。第四は、「家族で話し合っておきましょう」。第五は、「津波は引き潮から始まるとは限りません」。
この串本町の「津波の心得5か条」は、海岸に面したどの地域でも当てはまる心得と言えるでしょう。

先週のネット売れ筋商品


先週の当社ネットショップの売れ筋商品をご紹介したいと思います。
熱中症対策キット コンパクト(レッド)
熱中症対策キットDX(レッド)
【50食セット】尾西アルファ米(白飯)
5人用/3日分(45食)非常食セット
【15年保存水】カムイワッカ麗水(2L×12本/2ケース)
警戒レベル2防災セット(リュック40L赤)
【50食セット】尾西アルファ米(五目ごはん)
【50食セット】尾西アルファ米(わかめごはん)
熱中症対策キットDX(オレンジ)
熱中症対策キット コンパクト(オレンジ)

先週は熱中症対策のセット商品、単品ごはんのご注文をたくさん
いただきました。誠にありがとうございます。
ニトリル手袋や業務用アルコールも引き続き好評いただいております。
気になる商品がございましたらご覧ください。

店舗にご来店されたお客様とお話し、お困りの状況や不安に思うことを解決していくために
これからも私たちは全力でサポート致します。
皆様のご来店、スタッフ一同お待ちしております。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
店舗からは毎週月曜日に更新しています。
また読んでいただけると嬉しいです。

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